小野(内藤秀一郎)と大げんかをし、校舎から飛び降りた純は大けがをして入院した。自分の苦しみを初めて母・陽子(安藤玉恵)にぶつけた。
紗枝は見舞いに行き、もっと自分のことを知って欲しいし、もっと純のことを理解したいと話す。
目次
純はせきを切って抱えていた思いを母に訴えた
母・陽子(安藤玉恵)は明るく振る舞う
陽子 「純くん、男の人が好きなんだってね。」
「びくりしたけど、なんとなく変だなと思ってたの」
「彼女はいるのに・・・」
「あこがれと恋と勘違いしてい流のじゃないの?」
純 「ふざけんな!」
「まちがいないに決まってるだろ」
「ずっと悩んでた」
「その内・・・僕も女の人を好きになるんじゃないかって」
「僕が、僕自身が一番期待していた生きてきたんだ」
「男の人が好きな自分がイヤでイヤでしかたなくて」
「でもやっぱり男の人しか好きになれなくて」
「そういうの分かっているのかよ」
「友だちは何才までに結婚したいとか、子供は何人欲しいとか、ぼんやりと将来の話をしてるのに」
「自分はどっかのアパートで一人ぼっちで」
「誰にも気付かれなくて死ぬって未来が、頭から離れない」
「そういう風に生きている僕の気持ちがかあさんに分かるのかよ?」
「何で、何で僕なんか産んだんだよ」
「何で、何で僕はまだ生きているんだよ」
紗枝(藤野涼子)は、同好の仲間から元気付けられ、見舞いに行くと決める!
仲間 「元気になった?」
「紗枝ちゃんこの世もあの世もお終いみたいな顔してたから」
「そっかー、安藤君と喧嘩ねー。」
紗枝 「もう仲直りできないかもしれない。」
仲間 「二人ともまだ遠慮している感じするなぁ。」
紗枝 「遠慮ですか??」
仲間 「うん。もっと自分をさらけ出してお互いを知ってみたら!」
紗枝 「自分をさらけ出す・・・?」
仲間 「情けないところが一番可愛かったりするもんだよ。」
「小次郎の受け売り・」
母・陽子(安藤玉恵)は「何があっても純君の味方よ」と純を理解しようとする
純 「どこかに引っ越せないかな・・??」
母 「大阪なら親戚がいるから。」
「学校に戻りたくないなら戻らなくてもいいよ。」
「辛いなら逃げてもいいよ。」
「何があっても私は純君の味方だから、安心して。」
紗枝は純をもっと知りたくて亮平の幼い頃の思い出の場所を案内して欲しいと申し出る
紗枝は純のことを何も知らないことに気がつきます。
亮平は純と二人で遊んだ公園に紗枝を連れてきます
亮平 「このベンチの隣にいるのはいつも純君だった」
「純君が読んでいる漫画を僕はいつも横から覗いていた。」
「僕が読み終えるタイミングでページをめくってくれる。」
「読む速度がぴったり一緒にしてくれた」
「オレの目線を盗み見て、オレに合わせてページをめくってくれた。」
紗枝 「安藤君らしいね」
亮平 「純くんとの思い出は、だいたいこの公園に全部ある。」
「純くんは小さい時からずっとこの公園に来ている。」
「楽しいとき、怒っているとき、悲しいとき、辛いとき」
紗枝 「死のうとするくらい辛かったなんて。」
一緒に安藤君のお見舞いに行かない?
紗枝 「学校にはどれくらいで来れるの?」
純 「もう行かないかも。大阪に引っ越しする話が出てて・・。」
紗枝 「個人的にお土産持ってきてて」
純 「何これ」
紗枝 「BL]
紗枝は病室でお気に入りのBLマンガを純に渡します。
紗枝は純に気持ちを伝えます。
突然純の手を自分の胸に引き寄せます。
紗枝 「私が純君のことを知ったみたいに、私のことを知って欲しいの。」
「私ももっと純君のことを分かりたいし理解したい。」
「それでお互いをもっと理解したとき、も一回話そ。」
「言っておくけど、私まだ安藤君と別れるつもりないから。」
「そう簡単に逃がさないよ。」
紗枝は終業式に学校に来て欲しいと純を誘う
紗枝 「終業式だけでもいてくれない。」
純 「どうして」
紗枝 「コンクールに絵を描いたの覚えてる?」
「今日学校の先生に呼び出されて言われたんだけど」
「その絵が入賞したの」
「終業式に賞状をもらうから、安藤君に見てほしくて」
「だって晴れ姿を見て欲しいんだもの」
純 「分かった、検討する」
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