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なぜ学生が集まらないのか!その理由がわかった!
幼稚園から大学まで募集定員に充足していない学校が増えていることは色々な媒体で取り上げられています。3月半ば過ぎでも学生募集をしている学校もまだまだあるようです。
学生が集まる学校と集まらない学校の違いがはっきりしています。
なぜ学生が集まらないのか理由がはっきり見えてきました。
1.学生の満足度が低い
2.教職員の満足度が低い
3.経営者の人間性に不信感や疑問が多い
4.学校の運営方針が確立されていない
他にもまだまだありますが、以上が代表的な集まらない理由です。
一つ一つの集まらない理由を掘り下げていくと、ほぼ全ての要因が経営者の人間性に同調できず不信感が蓄積している教職員が増加していることとや学校運営を現場で遂行する組織の弱さにたどり着きます。
学校運営は経営者の信念や人間性の影響が顕著に現れてくる業種の一つです!
学生は何を基準にして学校選びをしているのでしょう?
1.資格試験に合格したい
2.知識や技術を習得したい
3.学費が他校よりも安い
4.なんとなく学生生活を過ごしたい
5.就職に有利だから
これらの入学動機はその通りだと思いますが、本当にこんな理由だけで学校選びをしているでしょうか?
答えは「NO!」です。
学生の入学動機や基準はもっと暖かくて人間的なものが入学動機や入学基準になっています。
間違っている募集活動!大切なことは学校経営者の姿勢です。!
学生募集は「学生が求めているものをリサーチして、入学動機を刺激して、入学に結びつける。」もちろん学生募集の手法としては間違ってはいません。
1.合格率を気にして受験対策の授業を優先する
2.就職のためのセクションを設置する
3.目先の学費を安価に見せるパンフレットを作成する
4.ホームページを充実させる。
5.高校訪問の回数を増やす
間違っていませんが、表面的な手法に走りすぎています。
学校経営者の考え方で決まる!
学生を集めるためには、学校の経営者が学生募集の営業活動をどのように考えているかで集まるか集まらないかが決まってしまいます。
学生の人生や将来の姿を知る
学生たちの学校選びの基準を掘り下げると次の質問の答えが必要です。これらの答えは全て学生の人生や生活をより現実的に散ることができます。
1.なぜ資格試験に合格したいのか?
2.なぜ知識や技術を習得したいのか?
3.なぜ学費が他校よりも安い方がいいのか?
4.なぜなんとなく学生生活を過ごしたいと思っているのか?
5.なぜ就職に有利だからと思ったのか?
学校経営者が教員や職員の生活を安定させて将来の人生設計を立てやすいような勤務や労務管理を行うことと同です。学生一人ひとりと向き合ってコミニケーションを交わし学生の成長をサポートする姿勢が学生募集に大きな影響を及ぼします。
もしも教員や職員の生活と人生設計のサポートをないがしろにしている学校経営者は、自分で自分の首を締めていることと同じです。表面的な学生募集活動しかできずに学校を募集停止に自分で追い込んでいることすら気がつくことはないと思います。
学生が集まらない学校とは
学生が集まらない学校は、学校経営者の教育理念が教職員に浸透していない学校です。
学生が集まらない学校は、学校経営者が教職員一人一人に目を向けていない学校です。
学生が集まらない学校は、学校の全てに魅力が見つからない学校です。
学生が集まらない学校は、卒業生が母校に遊びに来ない学校です。
学生が集まらない学校は、退職した教職員が元の職場を訪れることがない学校です。
こんな学校は卒業生や退職者からの評価を得ることがありません。「あそこの学校だけは入学しない方がいい」と言わせていることと同じです。